2012年06月25日

「戦国甲冑をつくる」製作記‐籠手編‐

★初めに
デアゴスティーニ「戦国甲冑をつくる」の製作記です。
製作初心者の方からのリクエストもあったので、作業手順とか書いてみようかなと思います。
一応個人的に色々製作しているので出来るだけ分かりやすく、アドバイス等もあれば書こうかなと思ってます。
作業効率を上げる為、号順ではなく各部毎にまとめて作業していますので、複数号の複数パーツ使用と若干ややこしいかもしれません。
基本は組み立てガイド通りにしますが、たまに自己流で作業する時があります。
これから組み立てる予定の方で参考になさるのは構いませんが(なるかは不明ですが)、失敗した時の責任は負いませんのでご注意下さい。
参考になさる方は、一度全部読んで不要部分をカットした方がいいかもしれないです(ガイドに書いてない事をする時があります)
まだ組み立てていない部分については質問されてもお答え出来ません。

★籠手編

1 パーツを準備する

・21号→③麻糸(残り分)
・27号→⑦籠手冠板
・28号→①篠1、②篠2、③篠3、④篠4、⑤篠5、⑥篠6、⑦鎖、⑧ラジオペンチ
・29号→⑨鎖
・31号→①鎖、②射向大指、③射向手甲
・32号→①家地表、②家地裏、③手甲裏韋
・33号→①手首の緒、②手首の緒留紐、③千鳥掛の緒、④笠鞐、⑤責鞐、⑥ポンチ
・34号→①籠手の綰、②笠鞐、③責鞐
・36号→③籠手冠板
・37号→①篠1、②篠2、③篠3、④篠4、⑤篠5、⑥篠6、⑦鎖
・38号→⑨鎖
・41号→①馬手大指、②馬手手甲、③鎖
・42号→①家地表、②家地裏、③手甲裏韋、④麻糸
・43号→①手首の緒、②手首の緒留紐、③千鳥掛の緒、④笠鞐、⑤責鞐
・44号→①籠手の綰、②笠鞐、③責鞐
・つまようじ、はさみ、木工用ボンド、修正ペン(白)、黒糸、針、メジャー、洗濯バサミ、マスキングテープ、ダンボール、カッター、ピンセット、瞬間接着剤、紙ヤスリ、ボールペン(黒)、目打ち、ハンマー、油性マジック(黒)
・組み立てガイド




2 篠をつくる

※同じ作業なので、射向と馬手同時にします。
・28号と37号の鎖をほどきます(広げればどうせポロポロ外れてしまうのと、全部繋がった状態だと篠に繋げにくいのでこのようにしました)



・ガイドではまず篠の右側の穴に鎖を繋げて広げたパーツを閉じてからまた広げて篠を繋げていますが、そんな面倒臭い事はしたくないので鎖と篠を順番通りに繋げていきます。




3 手甲をつくる

・31号と41号のパーツを用意します。
・篠をつくった時に余った鎖を使い、大指を手甲を繋ぎます。



・ガイドのように両端の鎖を繋げます。



・上下に注意しながら手甲に鎖を繋げます。




4 冠板と篠と手甲をつける

・29号と38号の鎖を用意します。
・長い針金を外し、鎖の穴につまようじを刺して鎖を固定し、台紙の赤部分の鎖に修正ペンで印をつけます(印をつけなくてもできます)



・赤部分の鎖を外し、左端の細い鎖をガイドのように繋ぎます。



・向きに注意しながら冠板に繋げます。



・篠を繋げます。



・手甲を繋げます。




5 家地に鎖をつける

・家地表に籠手を乗せ、冠板がずれないように洗濯バサミで固定します。
・黒糸を40cm程カットして、冠板を縁革と家地に挟み込んで縫いつけます。
・最後はすでについている縁革と5mm程重なるところまで縫ったら玉留めにします。
・余った縁革をカットします。



・手甲部分も同じようにします。



・籠手の鎖が重ならないように広げてマスキングテープで固定します。



・梱包材のダンボールに3cm×3cmの穴を開けます。
・麻糸を180cm程度カットし、ダンボールに家地を乗せてガイドのように縫いつけます。



・最後は玉留めにします。




6 手首の緒をつくる

・手首の緒留紐を半分にカットします。
・目打ちでガイドの位置に穴を開けます。



・手首の緒留紐を穴に通し、1cm程度の輪を作ります。
・手首の緒に笠鞐と責鞐を通し、留紐の輪に通します。



・籠手を左右に畳んでマスキングテープで固定し、責鞐と笠鞐の位置を合わせて留めます。



・余分な部分をカットし、先端を瞬間接着剤でつけ、接着部を輪の中に入れて隠します。




7 家地裏と手甲裏韋をつける

・家地裏を籠手に合わせて洗濯バサミで固定し、はみ出た部分をカットします。



・洗濯バサミを外して縁革にボンドをつけて家地裏と接着します(最上部は接着しない)



・手甲裏韋を手甲の穴に合わせ、はみ出た部分をカットします。



・ボンドで接着し、まつり縫いで仕上げます。




8 千鳥掛の緒を通す

・33号のガイドに合わせて縁革にボールペンで印をつけてポンチで穴を開けます。



・千鳥掛の緒の片方を4cm程ほどいて両サイドをカットしてセロハンテープで巻いて尖らせ、反対側は結んでボンドで固定します。
・ガイドのように緒を通していき、最後は結んでボンドで固めます(もう片方は左右逆になります)




9 綰をつくる

・籠手の綰を22cm、15cm、14cmを2本ずつにカットする。



・手甲の穴に目打ちを刺して穴を開けて22cmの綰を裏側から差し込んで2cm程度残し、左右均等になるように合わせます。



・綰を反対側の穴に通し、裏でまた反対側の穴に通し、瞬間接着剤で固定しながら木瓜結びを作ります。



・14cmにカットした綰に笠鞐を通します。



・籠手の上部の穴に目打ちを刺して穴を開けて表側から綰を差し込んで3cm程度残します。



・綰を反対側の穴に通し、表でまた反対側の穴に通し、余った部分をカットして瞬間接着剤で固定します。



・籠手上部の家地と縁革をボンドで接着し、まつり縫いで仕上げます。



・15cmにカットした綰に責鞐を通します。



・銅の肩上の穴に通し、はみ出ないように調整します。



・肩上の外側で綰を反対側の穴に通し、余った部分をカットして瞬間接着剤で固定します。




10 籠手完成

・鎖の塗料剥がれがあったら、油性マジックで塗ります。



・籠手を胴に繋げます。



・眼鏡クリーナーなどで指紋や汚れを拭き取ります(最終的に拭けばいいので今拭かなくても大丈夫です)


籠手は結構裁縫に時間掛った。
鎖の塗料も剥がれやすかったというか、鎖がくっついてたのが多くて、解すと塗料も剥がれるって感じだった。  


Posted by 五十衛 at 14:49製作記