2013年03月11日

東日本大震災から2年

2年前の今日、2011.3.11金曜日の14:46。
三陸沖を震源とした日本観測史上最大のM9.0という大地震が発生しました。
東北から関東の太平洋側を中心に、大津波、大火災、地盤沈下、液状化、原発事故などの大きな被害をもたらしました。
甚大な被害をもたらした大災害の爪痕は今もなお痛々しく残っています。
あっという間の2年でした。
2年経っても進まない復興に落胆する時もあります。
1年前もここまで遅いとは思わず、落胆したのが昨日の事のように思い出されます。
自分が出来る事の少なさにいたたまれない気持ちになります。
人々の関心も薄れてきて、いつまでも頼るなと厳しい言葉を掛けられる事が増えました。
確かに尤もな事ですが、復興の地域格差が出来ている現状をどうか理解して欲しい。
東北人は我慢強く自分1人や仲間内で何とかしようとして、あまり自分から頼ろうとはしない気質の人が多いです。
そういう人達が頼らざるを得ない状況であるという事を分かって欲しい。
それ程の甚大な被害だったという事を。
震災特番ばかりかよ、とは思わずに番組を見て現状を知って欲しい。
3.11が近くならないと報道しなくなったマスコミに何だかなぁと思う事もあるけど、マスコミじゃないと多くを知って貰えないという現実もある。
今日はどうか被災地に心を寄せて欲しい。
14:46、失われた多くの命に黙祷を捧げましょう。  


Posted by 五十衛 at 00:53災害・防災関連