2014年05月11日

東日本大震災から3年2ヶ月

今日で東日本大震災から3年2ヶ月になります。
飛騨地方の群発地震だとか首都圏の地震だとか、昔に比べて地震が増えたなぁと思いますね。
そして首都圏の地震では慌てて転倒した怪我人も出ました。
大きい地震だと冷静になるのは難しいですが、怪我して自力で動けなくなったらどうにもならないからね。
3.11並の地震になれば救急車なんてすぐ来ないし。
自分の身を守る為には冷静になる事と常に備えておく事が必要なんじゃないかな。
さて、今回も続き物です。

【東日本大震災以前の防災意識と対策7】

前回は2008年の岩手・宮城内陸地震まで書いたんだったな。
やっとここまで来たか。
岩手・宮城内陸地震の約1ヶ月後に岩手県沿岸北部地震が起きて震度6弱を記録したんだけど、関連性はないとの事だった。
絶対余震だと思ったんだけど、外れだった。
だからこそ、誘発的に今度こそ宮城県沖地震も起きるのではと思った。
9月には十勝沖地震も起きて、周期的な地震が予定通り周期的に起きてるから宮城県沖地震もそろそろじゃないかと本気で心配してた時期だった。
2009年8月には駿河湾地震が起き、確かこの時は台風が近付いててダブルパンチで大変だろうなと思った記憶がある。
東海地震の備えで耐震対策が進んでたお陰で全壊の家屋がなかったのには驚いた。
宮城県沖地震が起きるって言っても全く備えてない人なんてゴロゴロ居たもんね。
職場でも「何とかなるでしょ」で済ませてる人がいっぱいいて、私が通勤用のバッグに懐中電灯やらラジオやらを入れているのは「やりすぎ。そこまでする?」と言われた事もあった。
あとは東名高速が崩落したけど、お盆期間だった事も考慮したのか滅茶苦茶早く復旧したよね。
普通の道路工事でダラダラやってるのとか見てたから、やれば出来るんじゃないかと思った記憶が残ってる。
2010年の沖縄本島近海地震はあまり記憶に残ってないんだよね。
バンクーバーオリンピックの時期で、見てた時だったような記憶がある。
津波警報が出たけど沖縄方面だけだったので特に警戒もせず、どうせいつもみたいに数センチだろうと思ってた。
そしたら、チリ地震が起きて大津波警報が出たんだよね。
沖縄の地震はあまり覚えてないけど、チリ地震の方が覚えてる。
宮城は3m級の津波が到達する予測で、満潮と重なってもっと高くなる可能性があったんだよね。
「大津波」かつ「50年前のチリ地震の津波被害」の知識があったので、これは大変な事になるのではと心配した。
ニュースとか特番ばっかりやってたよね。
仙台港には90センチの津波が到達。
思ってた大津波よりは大分弱かったけど、養殖施設が流されてまたも地震による被害が出た事にショックだったなぁ。
あと外国人向けに津波心配ないって誤報が流れて、宮城沖地震とかもあるっていうのに何やってんの!危機感足りないんじゃないの?って怒った記憶がある。
この時、自分の身は自分で守れって事かと思った。
12月の父島近海地震は殆ど記憶にない。
最大震度は4だったけど、この頃は震度4でも驚いてたレベルだったよね。
津波も観測されたけど数センチぐらいで被害がなかったから覚えてないんだと思う。
自分の中で「津波はそんなに恐れるものでもないのかな」って印象付けられたというか、チリ地震みたいに過去の実績があってもあれぐらいで済んだというか、自分には直接的な被害が絶対出ない地域に住んでるから津波の心配は必要ないかなと思った感じでした。

東日本大震災以前の防災意識と対策についてはここまでです。
家の防災リュックに基本的なラジオや懐中電灯等の備え、家具の転倒防止、個人の通勤用バッグにラジオや懐中電灯、充電器を入れてたぐらいでした。
何故か奇跡的に大きい地震の時は自宅に居る時だったので根拠は無いんだけど大丈夫だろうという気持ちがありました。
津波も人的被害は沿岸部に見に行ったりしない限り大丈夫だろう、最大でも1m前後しか来ないだろうと思ってました。

今回はここまで。
次回は東日本大震災時に備えが役立ったかについてです。  


Posted by 五十衛 at 03:01災害・防災関連