2011年04月17日

各分野の被害

4月ももう半分終わったけど、段々と各分野の被害がニュースや新聞で伝えられて分かってくるようになりましたね。
東北大だけで現時点で770億の被害とか、おどけでねぇ~
思わず仙台弁出ちゃうぐらいだよ。
堤焼の登り窯も6基中3基が倒壊してその3基にもヒビが入ってるそうです。
指定文化財になっていないから補助金も出なくて、修復は技術的にも資金的にも難しいそうです。
政宗公の御舎弟小次郎様の傅役である小原縫殿助の子孫の方の自宅が津波被害にあったけど、家系譜や兜、仙台藩の地図などは奇跡的に残り、真水で洗って乾かしてほぼ元通りになったそうです。
「お金では手に入らない貴重な文化財。後世に引き継げてよかった」と言ってたそうです。
ホントにね、指定されてなくても文化財は貴重な財産だよね。
登り窯唯一現存してるやつだからね、守らないと。
文化財の修復、保護とかも何とかして欲しいね。
専門知識持ってる人にご支援願いたい。
震災直後から日本人の冷静さや我慢強さに世界各国から称賛の声が上がっていますね。
どれも日本人なら当たり前の事なんだけどね。
こうして色々と分かってくる中で、残念な事もやっぱりあるんだよね。
震災直後、仙台中心部アーケード街では大災害を想定した訓練をしていたにも係わらず、避難誘導もせず、シャッターも閉めたので買い物客が混乱・殺到したそうです。
「我が身を守る事で精一杯だった」「店や家族が心配で、誘導どころではなかった」という事だそうですが、あれだけの大地震ではそういう気持ちは分かるけど、客商売やってるんだったらその対応はマズかったよねー
こういう時、店が普段から客の事をどう考えてるかってのがよく分かるよね。
すぐシャッター閉めた店、全部売り切れるまで開けてくれた店、お得意様にしか売らない店、一部損壊した本店を直す為に支店のパートを全員解雇した店、便乗値上げしてぼったくる店、赤字覚悟で安く売ってくれる店、並んでる客にカイロ配ってくれた店、不要に並ばないように整理券配ってくれた店、色々あるけど、対応悪かった店には今後行きたくないねー
カセットコンロのガス缶1つ1000円で売ってるところとかあったもんな。
ガソリンもL/200円のところもあったし。
対応よかったところで買おうって気になるよねー
あと、宮城県から撤退しないでいてくれる企業とか、避難所に無償提供してくれるところとかもあるよね。
いいところだけ見るんじゃなくて、悪いところも全部見なきゃダメだよね~
そして今後に活かしていかないと。



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Posted by 五十衛 at 01:03 │災害・防災関連

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