2012年08月11日

東日本大震災から1年5ヶ月

世間ではオリンピックに沸いていて忘れられがちですが、震災から1年5カ月経ちました。
震災の影響で中止になった祭等のイベントが2年振りに開催されたり、以前に少しずつ戻ってきているのかなぁって感じます。
まだマスコミも取り上げてくれてるしね。
仙台七夕まつりは昨年も開催しましたが、復興の願いを込めた短冊が沢山ありました。
相馬野馬追が通常規模で開催出来てホントよかったよ。
祭、神事、意味のあるものだからね。
震災前ほどとはいかないけど、観光客も少しずつ戻ってきてるのかなぁって思う。
復興応援で初めて東北観光をするって人も結構多いみたいですね。
こういう嬉しい事がある半面、残念な事もあります。
ついにここまできたかという北九州市民団体の瓦礫訴訟。
こう言っちゃ何だが、精神的苦痛だ風評被害だって言うならこっちだってそうだし。
放射能が云々言うなら、東電を訴えるのが普通じゃないのかなー?
瓦礫処理に関して、宮城県は新たな要請は行わない事にしました。
まだまだ県内だけでは追いつかないんだけど、受け入れの自治体や住民に混乱や軋轢ご迷惑をかけているって事で。
既に受け入れてくれている自治体と県内での処理を拡大していくって事になりました。
受け入れてくれてるところにも限界があるだろうし、大丈夫なのか?
このニュース聞いた時、一番に北九州市の反対運動・訴訟が頭に浮かんだ。
復興に関して国に足引っ張られてるなーっていうのは以前からあったけど、同じ日本国民に足を引っ張られるとはね。
勿論、極一部の人達だというのは分かっているし、コスト面とか色々問題があるのも分かってるけど、何て言うかねぇー
私は元々遠くは反対だったけど、反対運動やら何やらで他に受け入れ前向きだったところへのお願いを諦めざるを得ない状況にされたのは非常に残念だね。
石巻の瓦礫が一番多くて困ってるんだけど、笠間市が試験焼却して問題無かったから、地元住民の理解を得られたら下旬から受け入れ開始してくれるようですね。
「同じ被災地として、早く復興して欲しい…だから受け入れるべき」との声が多いようで本当に有り難いですね。
亘理でも石巻の瓦礫を処理する事になり、仙台市でもこの間受け入れ開始ました。
相変わらず、未だに焼却炉作れとか言ってる人がいるけど、焼却炉は作ってるし稼働してるし他自治体でもこうやって協力して処理を進めてるのが現状。
処理が始まった頃は、広域処理の協力お願いしますって人が多かったけど、最近は地元処理が一番だって言う人が増えてるように思う。
これは散々言われる雇用が増えるとかじゃなくて、反対運動やら訴訟やらをニュースで見たり、それについてインタビューされたりして、もう嫌なんだよねそういうの。
瓦礫に限らず、拒否されるってあまりいいものじゃないからねー
って書いていると分かるように、放射能云々言うなら東電に責があるのにいつの間にか違う対象に怒ったり嫌になったりしてるよね。
その東電はちゃんと賠償しないで渋るし頭にくるわ。
イライラしてきたのでこの辺で今回は終了。
いつもの事だけど、批判的な事は皆がそうだというのではなく、一部の人の話として書いていますので、誤解のないようにお願いします。



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Posted by 五十衛 at 16:36 │災害・防災関連

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