2013年12月11日

東日本大震災から2年9ヶ月

今日で東日本大震災から2年9ヶ月になります。
相変わらず3.11の余震が続いてるけど、別な地域でも起こってるね。
まぁどこで地震が起きてもおかしくないんだけど、予兆なのかとか思っちゃうね。
もうすぐ3年だし、そろそろまたデカイのが起きるんじゃないかと思ってる。
もうすぐと言えば冬休みだね。
今回は続き物をお休みして、長期休暇を利用した被災生活体験について書こうと思います。
ぶっちゃけ、学校や職場、地域の避難訓練等は勿論大事だけど「いつも同じ内容」「予定通りに動くだけ」は実際大して役に立たない。
自分の身は自分で守る(何とかする)事、不測の事態がいくつも起こるという事を私は実際に経験して分かった。
これから書く「被災生活体験」も「訓練」のひとつとしてやっておいた方がいいと思う。

【被災生活体験のススメ】

まず、計画を立てる。
人数、場所、日数、食糧の量、制限するライフライン、その他を決める。

・人数
自分1人だけでする、友達数人とする、家族でする等、人数を決める。

・場所
体験場所を決める。
私の場合は避難所に行かず実家で被災生活を送っていたが、自宅以外を避難所に見立ててみるのもいい。
自分のテリトリー以外で生活するって結構ストレス溜まるものなんだよね。
私は慣れてないところで眠れなくて頭痛が起きるタイプだから、家が崩壊しない限りは家に居たい。
例えば友達の家に泊まりながら体験するとか、集会所を借りるとか、個人で出来る範囲で色んな場所で体験してみた方がいいと思う。
でも初めは自宅でしてみるのがいいかな。

・日数
体験日数を決める。
私の場合は大体1ヶ月ぐらいで日常生活と呼べるものに戻れた。
ライフライン復旧は基本的に役所周辺から進んでいく筈なので、場所で大体の日数を割り出して決めるのがいいと思うけど、さすがに1ヶ月は厳しいと思うので最初は3日とか1週間とか少ない日数でするのがいいと思う。
何度かやりながら日数を増やしていくのがいいかも。

・食糧の量
食糧の量を決める。
今は非常食を用意している家庭が増えたと思うから最初は3食×日数でやってみるのがいいかも。
この場合買い出しが不要になるので、買い出しも体験に入れたい場合はその分減らしておくといいね。
あとは、非常食のチェックを怠って賞味期限が切れてたから食糧が一切ない設定もいいね。
※体調不良には気を付けましょう。

・制限するライフライン
電気、ガス、水道、通信、物流の制限を決める。
私の場合は電気2日、水道6日、ガス20日、通信1日(ケータイは時々しか繋がらない)、物流2日ぐらい(空いてる店情報無し、個数制限あり)の順番で復旧した。
これは最初は電気だけとか少しずつにして支障がない程度に制限した方がいいと思う。
私の場合はガスが復旧するまでお風呂に入れなかったからかなり辛かった。
これも出来るならやってみた方がいいけど、痒いし臭いしやるなら周りに迷惑かけないようにやってみて。
日数で何日目に何が復旧するという設定でもいいし、全部復旧しない設定でもいいと思う。
電気はブレーカー落とすのもいいけど、真っ暗ってホントに危険だから怪我には気を付けて。
何時から何時まで電気使わないっていう設定でもいいと思う。
オール電化の家は関係ないけどガスはお風呂や給湯器を使えない設定にする。
水道は飲み水が無しや風呂無し、手を洗えない、トイレ流せない設定。
通信はインターネットやケータイを使えない設定。
物流は近所の店ごとに「在庫がある設定」「何日目に入荷する設定」等を決めるといいと思う。

・その他
基本的な設定の他に細かな設定を決めるのもいいと思うし、ぶっつけ本番なるようになれでもいいと思う。
何か決めるとして例えば、「嗜好品一切禁止」「給水所に行ったつもりで中身の入ったペットボトルを持って近所を一回り(マンションの階段往復とか)」「食糧は目の前にあるんだけど物流が回復しないかもしれない事にして少ししか食べない(あるのに我慢する)」「近所の店に行ったけど開いてなかった事にして遠くの店に行く」「買い出しの待ち時間のつもりで外で2時間待ってから買い出しに行く」「飴・チョコしか買えない」「1店での購入数は2個までにして何件も周る」「非常食ではなくクラッカー1枚、トマト1個などにする」「給料日前で冷蔵庫空っぽ、店は全部閉まってて何も買えないから2日間は何も食べられない」「冷暖房一切禁止」「余震のつもりで深夜に何度もタイマー鳴らす」「陥没して通れない道がある」「食器が全部割れたから使えない」「部屋の中を滅茶苦茶にする」等々考えれば沢山出てくると思う。

こんな感じで最初は簡単な設定でやってみて、徐々に厳しい条件でやっていくようにした方がいいかもしれない。
でも、いつ何が起きるか分からないし最初から一番厳しい条件でやってみるのもいいかもしれない。
とにかく、体調不良とかろうそくで火事起こしたりとか「何日も電気ついてないけど大丈夫かしら」とかご近所さんに不審がられたりしないように(笑)注意してやってみるのがいいと思う。
食事を非常食に変更だけってのはあまり意味が無いかな。
被災生活はストレスとの戦いだと思う。
日常が突然非日常になる訳で、不測の事態がいくつも起こる。
まだこれは途中でやめようと思えばやめられるけど、実際に起こった時はそうはいかない。
私の地域の場合だけど、避難所に行けば食糧が貰えると思って行ったけど「避難所の人の為のものだから」と一切何も貰えなかった。
避難所で外の水飲み場の水道から汲もうと思ったらこれも「避難所の人の為のものだから」と遮られたから遠くの給水所まで行った。
しかも、水道が復旧すると給水車が来なくなったんだけど、我が家の水道管が壊れてて復旧したのに水道使えなくて給水車も来ないから水道管直るまで大変だったんだよね。
町内会でテントや鍋、アルファ米など常備していたが存在を知らない人が多数、町内会長の指示も無しで震災時に町内会やご近所で協力は一切なかった。
「ストレスが溜まるけど避難所に行けば何とかなる」も1つの方法ではあると思うけど、高齢者や家が崩壊した人や旅行者が優先じゃないかなって個人的には思う。
基本的には自分で何とかするという事を前提に考えてた方がいいと思うんだよね。
空腹って本当に力出ないし、そういう時に給水とか本当に辛かった。
些細な事でイライラするけど、怒る気力すらない感じだからストレスが尋常じゃなかった。
開くかも分からない店の前で寒い中2時間待ちとか辛かった。
灯油が全然買えなくて寒くて眠れなかったし、やっと眠れても地震で何度も起こされて辛かった。
食糧あってもどうなるか分からないからとても不安で1日1食にしてパン1個とかカップ麺半分の時もあった。
風呂に入れない、髪も洗えないのも辛かった。
被災生活体験をやってみる事を強くお勧めする。
用意してても何が起こるか分からない。
家が崩壊して非常食が取り出せなくなる事だってある。
我が家は消火器が噴出して家の中が粉だらけで食器が使えなかった。
普段の訓練は指示する人がいるから成り立ってるけど、実際その人がいなかった場合に代わりに率先して指示を出せる人がいないとどうにもならない(言う事を聞いて貰えるだけの人望も必要)
避難所ならまだ何とかなると思うけど、自宅待機組で町内会とかで連携って中々難しいと思う。
災害時留守にしてる人が居たり、離れて暮らす家族の元へ行ったり、避難所に行く人が居たり、たとえ役割が決まっていたとしてもその通りに全員が動くとは限らないからね。
あとは、何より忍耐力が大事。
私は我慢強い方だけど精神的に危なかった。
死なない程度で色んなレベルの被災生活体験をやって欲しいな。
尋常じゃないストレスと空腹と辛さを感じて欲しい。
災害は普段の訓練のような生温いレベルじゃない。
訓練のように歩いて逃げる人なんていないしね。
訓練に参加してるだけで満足してちゃダメだと思うよ。
私は訓練通りに指示を待ってたら逃げ遅れて危なかったし。
避難訓練だけが訓練じゃない。
避難後の訓練もちゃんとしておく必要があると思う。
今は訓練に炊き出しとか取り入れられるようになったけど、私の地域のように避難所に行った人向けだったら自宅待機組は自分で何とかしなきゃいけないし、避難所が崩れて使えないから自宅待機組になる場合もあるからね。
長期休暇じゃないと中々出来ないから、是非やってみて貰いたい。



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