2016年05月11日

東日本大震災から5年2ヶ月

今日で東日本大震災から5年2ヶ月になります。
3年過ぎた辺りからそろそろ大きい地震が起きるんじゃないかと書き始め、5年経って震災の影響がなければ宮城県沖地震の周期だし、もうエネルギーは十分溜まってるんじゃないかとか、ホントにちょっと怖いから色々防災グッズとか見直そうとか思ってたら熊本地震が起きて、日本って地震大国なのを再認識した。
今回は予定を変更して熊本地震関連の事も書きたいと思います。
メディアの情報でしか知る事が出来ないので、「報道されてる一部の事しか分からない、実際のところがどうなのか分からない」という前提で書いていますのでご注意下さい。

まず今回の地震で強く思ったのは、本人の災害・防災への意識がすべてを左右するという事。
周りがどんなに注意を促そうが、本人がどうとも思ってなかったら無意味であるという事。
東日本大震災の教訓が全く活かされてなくてかなり残念に思った。
東日本大震災で被災して熊本地震でも被災した人の話で、「備えておいた方がいいと周りに何度も言ったけど地震は起きないと全く相手にされなかった」というのがあったが、「地震はどこでも起きる」というのはずっと言われ続けてきた筈だけど、体験しないと分からないんだろうね。
まぁ普段から地震が少なければそう思うのも分かるけど、東日本大震災についてはどう報道されていたんだろう?
岩手・宮城内陸地震もあったし、この辺は地震が多い地域で起こるべくして起こったとかそういう認識されてるんだろうか。
この辺の断層がどうとかそういうデータを使った報道は確かにあったし、だから九州は大丈夫みたいな認識でいたとしたら報道にも問題があったのでは。
それを考えると日本海側だから大丈夫と思ってる人も沢山いるのではないかと思う。
同じく2回被災した人の話で、「東日本大震災で被災して学校で備えておく事の大切さも学んでいたのに、九州に引っ越して周りに地震は起きないから大丈夫と言われて鵜呑みにして全く備えていなかった、教訓を活かせなかった」というのがあったが、これはちょっと衝撃を受けた。
実際に被災して大変な目に遭った筈だけど、よくそんな大変な目にあった事もない人の言う事を鵜呑みに出来るなぁと思った。
学校で教わった事を実践しないのも、無意味だったのかなぁと思うと残念だ。
年月が経って徐々に記憶が薄れていく事も影響しているんだろうか。
やっぱり2人の話だけみても、本人次第なんだろうなと思う。
私はどうかと言うと、備えるようにとずっと書き続けているように防災意識は高い方だと思う。
東日本大震災前から仕事用鞄にラジオとか懐中電灯とか入れてたし。
何が私をそうさせたかというと、やはり宮城県沖地震。
私はまだ生まれてなかったが、防災訓練と言えば宮城県沖地震を想定したもの。
学校で習ったし、親からも聞かされてたし、ライフライン関係の職場で働いていた頃に資料を見る機会もあった。
記憶力がいいのと入り込んで体験したかのように感じる事が出来るタイプなんだよね。
あとは「死にたくない」という気持ち。
津波で被災した人がいるのにこういう事を書くのもどうかと思って書いてこなかったけど、宮城県沖地震で津波がくるだろうと思ってたから沿岸部に住みたくないし必要がない限り行きたくないっていう気持ちがずっとあった。
東日本大震災の時にどう思ったかは想像通りだと思います。
自分の命を守る為にどうするべきかと考えた時に私はこうだった。
今回の地震でまた防災グッズが品薄になってるようだけど、こういう時に慌てて買う人って東日本大震災の時にも同じように慌てて買ってそのままで賞味期限チェックとかしない人達だと思う。
でも、買わないよりはいいと思うよ。
行政の備蓄が全然足りなかったのはいくら意識の違いがあったからといって許されるものじゃないと思うんだ。
予算の違いもあるんだろうけど、東日本大震災があった以上想定外は許されないし、防災計画の見直しやら耐震化だとか進めてきた筈なのに、危機感が足りなかったんだろうね。
東日本大震災の時の行政の対応を見ているようで、本当に教訓が活かされてないなぁと。
訓練も形式的なのしかやってこなかったのでは。
建物に入れない、避難所として使えない、道路寸断、避難所運営等々挙げればきりがないが、東日本大震災があったんだから想定できるでしょうに。
個人的には自衛隊の災害派遣要請が遅かったように感じた。
あとは人手が足りないって言う割にノウハウを持ったこっちの職員の派遣のお願いも遅かったように思う。
気質なのかなぁ?
ボランティアの受け入れとかも当初地元の人だけとか、なんか随所で余所者の助けはいらないっていうのを感じたんだが。
迷惑を掛けたくないって事かな?
ボランティアと言えば、GW後半は人手が足りなかったようだけど、まぁ翌日から仕事の人が殆どだろうししょうがないのでは。
でも初日のボランティアに行ったら地元の人限定だったとか、受付終了とかそれも関係あるんじゃないかなぁ。
勿論ボランティアなんだから、行って必要ないですって言われても「人手足りてるんだ、よかったな」ぐらいに思うのが普通だけど、「えーせっかく来たのに」とか思う人も中にはいる訳で、そういう人は必要ないですって言われる可能性があったら行かないだろうね。
対応の悪さというか、後手後手になっているというか、なんか遅いんだよね。
GWぐらいのまとまった休みじゃなきゃボランティアも中々集まらないのに、人手が必要なピークをそこに持ってこれなかったのがダメだよ。
これらの行政の対応をみると、やはり自分で何とかしなければと思えてくるよね。
本当に行政は当てにならないと思ってた方がいい。
多くの人が東日本大震災を「他人事だと思ってた」と言ってるから、そうだったんだろうと思う。
体験しないと分からない事もあるし、距離的にもかなりあるしね。
私は被災体験があり支援もして貰ったから熊本地震の事を他人事とは思わないけど、阪神淡路大震災当時は全く被害もないし知り合いもいなかったし子供だったから他人事だったよ。
そういう感覚なんだろうね。
報道を見てると、「これ東日本大震災の時の報道でもあった」というのがいっぱいあった。
例えば「避難場所」と「避難所」の違いとか、それを「へぇ~」みたいに見てる人達は、東日本大震災の時の事は忘れたんだろうか。
ここで全国民の意識改革をしないとダメだよね。
大地震はどこでも起きる、常に備える事。
もう5年以上書き続けているけど、まだ備えてない人は本当に今すぐ備えよう。
今回、家具の固定すらしてなかったようだし、それだけでもどれだけ被害が防げたか。
地震保険に入っていればよかったと思った人がどれだけいるだろうね。
備蓄していれば食料不足に文句言う事もなかった。
避難所の耐震化が進んでいれば使えなくならなかったかもしれないし、それなら車中泊の必要がなくエコノミークラス症候群の死者が出なかったかもしれない。
後悔してからじゃ遅い。
失ったものは取り戻せないんだからね。

今回はここまで。
凄い長くなったな。
次回からは通常に戻る予定。



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