「戦国甲冑をつくる」製作記‐胴編(栓・高紐)‐

五十衛

2012年02月02日 11:26

★初めに
デアゴスティーニ「戦国甲冑をつくる」の製作記です。
製作初心者の方からのリクエストもあったので、作業手順とか書いてみようかなと思います。
一応個人的に色々製作しているので出来るだけ分かりやすく、アドバイス等もあれば書こうかなと思ってます。
作業効率を上げる為、号順ではなく各部毎にまとめて作業していますので、複数号の複数パーツ使用と若干ややこしいかもしれません。
基本は組み立てガイド通りにしますが、たまに自己流で作業する時があります。
これから組み立てる予定の方で参考になさるのは構いませんが(なるかは不明ですが)、失敗した時の責任は負いませんのでご注意下さい。
参考になさる方は、一度全部読んで不要部分をカットした方がいいかもしれないです(ガイドに書いてない事をする時があります)
まだ組み立てていない部分については質問されてもお答え出来ません。

★胴編(栓・高紐)

1 パーツを準備する

・7号→④栓付け緒、⑥栓
・8号→②栓付け緒、⑤栓
・9号→②栓、⑤栓付け緒
・10号→②栓、⑥責鞐、⑫栓の緒、⑬高紐
・11号→④責鞐、⑥栓、⑭高紐、⑯栓の緒
・15号→①高紐、③笠鞐
・16号→③栓付け緒、④栓
・前胴、脇板、後胴、肩上
・つまようじ、はさみ、木工用ボンド、メジャー、セロハンテープ、黒い糸
・組み立てガイド





(一枚目に忘れた)

2 栓付け緒を作る

・栓付け緒(栓の緒含む)を用意します。
・束ねテープを外します(先端のテープは片方だけでいいです)
・束ねあとが気になる人は蒸気を当てたり湯通ししたり、巻き直したりするといいです(私は気にしないのでそのまま)
・先端2cm程をつまようじでほぐします。


・ほぐした部分の両脇を1cm程斜めにカットして、木工用ボンドで尖らせるように固めます。


・尖らせた反対側を、先端から結び目まで16~17cmになるように結びます。





・結び目から余った部分をカットし、ほぐれないように木工用ボンドで固めます。

3 栓をつける

・脇板、後胴、栓、上で作った栓付け緒を用意します。
・作った栓付け緒を栓の穴に通します(残りも同じようにします)


・栓付け緒(栓が長いもの)を胴射向の穴に表から通し、栓から13cmの位置で結びます。


・結び目から余った部分をカットし、ほぐれないように木工用ボンドで固めます(もう一方も同じようにします)
・馬手脇板(前後)も同じようにします。
・栓付け緒(栓が短いもの)を後胴の穴に表から通し、栓から10cmの位置で結びます。


・結び目から余った部分をカットし、ほぐれないように木工用ボンドで固めます(もう一方も同じようにします)

4 高紐をつける

・高紐を用意します。
・束ねテープを外します(先端のテープは片方だけでいいです)
・束ねあとが気になる人は蒸気を当てたり湯通ししたり、巻き直したりするといいです(私は気にしないのでそのまま)
・一番長い高紐を2等分にカットし、カットしてほぐれている側を3cm程つまようじでほぐし、両サイドを斜めにカットしてセロハンテープを捻りながら尖るように巻き付けます(もう一方も同じようにします)


・残りの2本の高紐は先端のテープを外した側を4cm程つまようじでほぐし、両サイドを斜めにカットしてセロハンテープを捻りながら尖るように巻き付けます。


・どちらからでもいいですが、肩上からやりたいので、ガイド通りに肩上の穴に通し、責鞐を付けて穴から4cmの位置にし、左右の紐の長さを調整します。


・木瓜結びにします(もう一方も同じようにします)


・次に前胴をします。
・ガイド通りに前胴の穴に通し、笠鞐を付けて穴から3.5cmの位置にし、左右の紐の長さを調整します。
・木瓜結びにします(もう一方も同じようにします)
※木瓜結びのボンド留めが取れてしまう場合は、紐の中央に糸をジグザグに貫通させて2本を固定するといいです。

5 栓・高紐完成

・眼鏡クリーナーなどで指紋や汚れを拭き取ります(最終的に拭けばいいので今拭かなくても大丈夫です)


















取りあえずここまで。
手が痛いので中断中。
穴が小さいので、結構細く尖らせないと入らないね。
木瓜結びする時はボンドがちゃんと固まるまで待たないと外れちゃうね。
基本、さっさと進みたい人だから待つの苦手だ。
他の作業する時にどうせ外す事になるのでまだ組み立てません。

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