東日本大震災から3年5ヶ月

五十衛

2014年08月11日 13:16

今日で東日本大震災から3年5ヶ月になります。
昨日の青森の震度5弱の地震は東日本大震災と関連がないそうですね。
余震に気をつけて。
気象庁は震度4程度って言ってるけど、東日本大震災前の9日にも同じような地震があって11日にあれだったからね。
地震も少なくなってきたかなって思うけど震災前に比べたらまだまだ多い方だよね。
今回は暑いので続き物はお休みして最近の事でも。
11日でも震災関連の報道が少なくなってきた。
毎回目にするのは行方不明者の捜索ぐらいになった。
ラジオの方は「今だから言える」的な震災当時のあまりよくない事実とかを紹介するようになった。
でも最近一番多いニュースは最終処分場の事だと思う。
宮城は候補地が3つ。
詳細調査を受け入れるかどうかで揉め、環境省が示したデータが一部古いデータを使って出したものであったりして国がそれってどうなのよ?と思いつつ、まぁそんなもんだよなぁと諦めも入りつつ成り行きを見守ってた。
住民からは当然建設反対の声があがり「福島に建てるべき」との声もあった。
正直な話、大きな声では言わないけど多くの人が思ってる事じゃないかと思う。
その福島は中間貯蔵施設建設に政府からこれまでの3倍である3000億を提示されたけど、結局最後は金かって話だよね。
話を宮城に戻すけど、詳細調査受け入れに関する会議が何度も行われて注視していたけど、トップはいつ来るんだってずっと思ってた。
で、この間ようやく石原環境相が来て進展があるんだろうと思ってたら国として明確な姿勢を見せないどころか知事に「県として意見集約して」と丸投げ。
何しに来たの。
開いた口が塞がらなかったね。
まぁよく考えたら元々国の震災に対する姿勢って本気じゃないもんね。
被災地入りするのもただのパフォーマンスだし、ヘリコプター五月蠅くて今日誰か来てるんだな~ぐらいしか思わない。
被災地に来た時ぐらいしか被災地の事言わなくなったしね。
オリンピックとか都合のいい時だけ被災地利用してるだけじゃん。
資材不足だ人材不足だって復興遅れてる事は知ってるくせに何もしてくれないし。
今でも折に触れて被災地について言及してくれるのは天皇皇后両陛下だけだよ。
結局県の意見を集約する会議で詳細調査受け入れる事になったけど、このままいくと最終処分場建ちそうな気がする。
栃木の住民の激しい反対運動の様子は結構ニュースで見るけど、宮城の反対運動ってお国柄なのかそれ程激しくないっていうか、それとも敢えてそういうシーンを流さないようにしているのか。
いずれにしろこの問題はこれからももっと揉めるんだろうなぁ。
ただでさえ女川原発があるのにこれ以上そういう関係のはいらんわ。
これからも注視していこう。

今回はここまで。

関連記事