伊達x

今日で東日本大震災から2年8ヶ月になります。
相変わらず3.11の余震が続いてますね。
津波もあったけど、余震だから大丈夫とは思わないようにしないとね。
ドーンとデカイのが起きるかもしれないし、地震じゃなくて噴火とかあるかもしれないし。
さて、ずっと続き物をお休みしてましたが今回から続き物を再開します。

【東日本大震災以前の防災意識と対策4】

新潟県中越地震の衝撃と宮城県沖地震も同じようになるのかという不安まで書いたんだったな。
その後北海道で大きい地震が相次いで、日本ヤバいんじゃないか？次はどこだ？みたいになって、次はついに宮城県沖地震が起きるんじゃないかと思ったね。
東側の方が地震多いし。
そしたら2005年3月20日に震度6弱の福岡県西方沖地震が起きた。
東側じゃなかったのでそっちにいったか～と思ったのと、そっちの人達も予想してなかったのかTVの地元リポーターが「まさかこの福岡で地震が起きるとは」的な事を言ってたのが記憶に残ってる。
言葉が悪いけどその時は「こいつ馬鹿じゃないか。何言ってんの。地球上どこでも地震起きるだろ」と思った。
同時に、地震に慣れてない人達はこういう考えを持っているのだろうか？と、子供の頃から「宮城県沖地震」と言われて育った者との違いなのかなと思った。
この時も津波注意報が出たけどこっちは関係なかったし、そんなに津波に対する警戒が無かったのとどうせ数十センチだろう的な考えがこの頃はあったね。
実際に巨大津波見てないし、結局この時は観測されなかったし。
そして2005年8月16日に宮城県沖を震源とする震度6弱の地震が起こりました。
この日はお盆休み中で両親は買い物に行ってて妹と留守番中でした。
「宮城県沖地震きた」と思ったね。
妹を当時使ってた二段ベッドの下の段に押し込んで布団被せて、自分は枕で頭守りつつ出口確保して同じく二段ベッドの下の段に潜り込んだ。
物はそんなに落ちなかったような記憶があるんだよね。
コップ立てが倒れてコップが割れたのは覚えてるんだけど（元々不安定気味だった）、それ以外はそうでもなかったような記憶がある。
親は店内に居てあまり揺れなくて気付かなかったけど、誰かが地震じゃないかと言ったら結構揺れてきて皆出口に向かったとか言ってたような記憶がある。
この時も津波が観測されたけど1mにもならなくて津波に対する警戒心は特にないままだった。
この地震でよくニュースでやったのは松森のスポーツ施設の屋内プールの天井が崩落して負傷者が多数出た事だったね。
でもその割にこの地震で死者が1人も出なかったのは凄いなと思ったし、耐震が進んで地震で死ぬってそうそう無いんだなって思った。
絶対宮城県沖地震でよし終わったと思ったんだけど、結局この地震は想定していた宮城県沖地震ではないという事が発表された（2011年に宮城県沖地震の部分的再来とされた）
だから、これも宮城県沖地震じゃないって一体いつになったら起きるのか。
もうドキドキするの嫌だし早く起きろよぐらいに思ってた。
それは震度6弱で誰も死なないなら大丈夫だろうという気持ちと、地震慣れがあったからだと思う。
津波に関しては我が家は絶対被害受けないし、1mに満たないものしかこないだろうから大丈夫とも思ってたしね。
お盆休み明けに職場で「地震どうだった？」ぐらいしか会話しなかったな。
職場近くの人は招集掛って一部落ちた物の片付けとかやらされたようだったけど。
前に「6がつく日が危ない」的な話題になった事を書いたけど、この時も16日だったから「やっぱり6はダメなんだ」みたいな話題になったね。
この後、年内は余震が結構あった。
岩手の方を震源とした地震もあったし、三陸沖を震源とした地震も起こって津波がまた観測されたんだけど、この時も大した事なかった。
結構TVでは地震特集とか多かった気がする。
宮城県沖地震の備えは今まで通りで大丈夫だろうと特に防災グッズをチェックする事すらしなかった。
今思うと謎なんだけど、この時はなんか大丈夫っていう変な自信があったんだよね。
我が家は最大震度にはならないし、これだけ何度も大きい地震を体験しても大丈夫だったしってのがあったのかもしれない。

今回はここまで。